北海道十勝地方産の小豆は、粒はやや小さいのですが、風味がよく大きさがそろっています。 皮も実も柔らかく、味に癖がないのが特徴です。ほとんどが餡や菓子の原料となり、和菓子以外にも菓子パン、ゆであずきなどに利用されています。


白色の小粒の美しい豆で、白あんをつくるときに利用されるものです。一般に「手亡」と呼ばれるものが「大手亡」を指します。他の豆と違い、直接料理に利用されることはありません。ねばりがあってねっとりとした味わいの白あんになります。


小豆の種類のひとつで、粒が大きく小豆とは別 分類された特定の品種。煮ても皮が切れにくいことから、切腹の習慣がない官位の「大納言」と名づけられたそうです。北海道産のものは皮が硬めで、実も少し固めであることが特徴です。煮崩れしにくい特徴をいかして、甘納豆や小倉あんの高級材料として多く利用されます。


いわゆる餅をつくるときに使う米で、うるち米に比べて形が丸いことが特徴です。もち米はアミロペクチン100%の成分で、この成分が粘り気の元になっているといわれています。赤飯、おこわ、あられ、餅、みりん等に利用され、直接お菓子として利用されることは少ないのですが、もち米を原料にしてさまざまな粉がつくられています。